2014年1月26日日曜日

受験生必見!知る人ぞ知る学問の「仏様」。

こんにちは。雑学ライフの「のま丼」です。今日は「仏頼み」のご紹介です。


受験生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。


センター試験も終わり、各々の希望校に向けてラストスパートといったところですが、やるべきことをすべてやっても不安になってしまう方々も多いのでは・・・


この時期になると大抵の方々は「神頼み」を始めます。


当然です!


試験には運の要素は付き物ですし、不安を感じない人はいません。


そこは、普段信仰心の少ない日本人でも、神頼みで何とかなるなら何とかしたいところ・・・


では、どこにお参りしましょうか。


まず始めに思いつくのは、学問の神 菅原道真(すがわらのみちざね)を祭ってある太宰府を中心とする「天満宮」ですね。


確かに、菅原道真は「天神様」として受験生に大人気の神様です。


「天満宮」の名前の付く神社はすべて菅原道真が祭神です。


全国各地にあり、お参りしやすいのも特徴です。




ところが、よく考えてみてください。


「菅原道真」は元々人間なんです!



道真が神になった歴史的な経緯は以下の通りです。



【道真が神になった経緯】
・宇多天皇に重用され右大臣まで出世。

・左大臣藤原時平の陰謀により、大宰府に左遷される。

・道真、志半ばで死亡。

・その後、朝廷に落雷等の天変地異が多発。

・「もしかして、道真の祟りじゃね?」

・「マジで!道真、別に悪いことしてねーのに飛ばされたから、多分激オコだぞ!」

・「じゃあ、許してもらうために祭っとこ。」

・「何の神にする?」

・「落雷(ナルカミ)の技使ってってたから、キルアじゃね?」

・「キルアは殺し屋ですけど・・」

・「じゃあ、とりあえず雷神ってことで・・」









・こうして道真は「天神様」として祭られます。

・その後、災害の記憶が薄れていき、生前、道真が賢かったことから「学問の神」として信仰されるようになりました。




ということで、しょうがなく朝廷の人々が道真を神様にしてあげた訳です。



ですので、「菅原道真」は「学問の神」でもなければ、そもそもは「神」でもなっかたのです。




というわけで、天神様へのお参りは「元々は人間」「お参りの競争率も激高」あり必至の受験生からするとご利益に一抹の不安があるのでは・・・と、私は思ってしまうのです。





そこで、先日、


「桁外れの記憶力を得る方法」
http://nomadon.blogspot.jp/2014/01/blog-post_17.html


でご紹介した「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」にお参りしてみるのはいかがでしょうか?


先日紹介した「方法」は半分冗談でしたが、この「仏様」自体はなかなかのものです。


【虚空蔵菩薩】
・原名はアカーシャガルバ
・この世界にあるすべての知識や宝物(智慧や福徳)を蔵する菩薩
・虚空から無尽蔵に取り出した宝物により、人々のあらゆる求めに応じることができる
・大日如来の智慧や福徳を具体的に人々にもたらす
・密教では記憶力獲得秘術の本尊とされ、秘法「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」は空海、栄西、日蓮など名だたる僧侶が修行した





知る人ぞ知る学問の仏様」といったところでしょうか。


仏様ランク的には「菩薩」は「如来」に次ぐ2番手です(如来→菩薩→明王→天部)。


しかも、菩薩以下の仏は、「一旦、如来の境地に達したけど、民衆の祈りに応えるためにわざとランクを下げている」という奇特な方々です。


そもそも、仏様は人々を救うのが目的ですし、日本独自の神様に比べて、仏様はキリスト教やイスラム教と戦っている世界ランカーです。



ご利益は比較にならないのでは・・・



というわけで。



一般の受験生は「神頼み」で神社に行きますが、皆さんは通な受験生として「仏頼み」でお寺にお参りしてみるのはいかがでしょうか(虚空蔵菩薩は全国各地のお寺に祭られているみたいですよ)。



ただし、仏に頼んでも勉強は怠らないように!










2014年1月20日月曜日

信号の青は緑色じゃないの?

えー・・・この話題は普通過ぎてあんまり気が乗らないのですが、

先日、私の友達とこんな会話をしてしまったもので・・・




T君:「最近の信号って見やすいよな」

のま丼:「LEDだしな」

T君:「でも、信号の青っておかしいよな?」

のま丼:「何が?」

T君:「あれはどー見ても緑だろ!」

のま丼:「今さらかよ」「緑は青なんだよ!」

T君:「は?」「意味わからん」

のま丼:「じゃあ、今度ブログで説明してやるから見とけ!」




と、勢い余って言ってしまいました。


なので、しゃーなしです。



【青の雑学】

「青」は古来からの日本語で、「緑」はもともとは外来語(中国語)です。


古来の日本語の「青(あを)」の持つ色彩の範囲は非常に広範囲です。


一般的に、「緑~青紫」くらいの範囲を「あを」という言葉で表していた言われています。


地方によっては「あを」の言葉は黄色も意味していたそうです。





つまり、日本人にとって緑は青の一種なのです。





なので、信号は赤と黄色と青 で  s ・・・




・・・違いますね。




信号は「赤」と「青」と「青」です!










2014年1月17日金曜日

桁外れの記憶力を得る方法 (虚空蔵求聞持法)

受験生諸君、まもなくセンター試験ですね。

日夜勉学に励まれていることと思います。



当然、そうでない方も・・

そんなあなたに朗報です!



今日は、「世界一の記憶力増進法」をご紹介します。


この方法は718年に日本に伝わった密教の秘法で、名前を「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」と言います。 弘法大師空海も実践したことで有名です。


この秘法を会得すると、ありとあらゆる経典の暗記と理解ができ、頭脳は明晰、どんな願いでも意のままに叶えることが可能です。


何としても会得したいと思いますよね。


簡単です☆ 以下のプロセスを実践するだけです。




では、会得の方法をご紹介します。




修行中は「黄色い浄衣を着る」とか「酒はダメ」とか「特定の乳製品の入った銅器を混ぜながら・・」とか、心得がいくつかありますが、現代人の我々には難しいので、この際それは無視しましょう。



基本的には、

まず、東・西・南が開けている静かな場所を選びます。

次に、虚空蔵菩薩の真言「ナウボウ・アキャシャ・キャラバヤ・オン・アリキャマリ・ボリ・ソワカ」と唱える。




以上です。 ね、簡単でしょ?




但し、二つだけ条件があります。

一つ目、100日以内に100万回唱える。

二つ目、唱え終わった日が日食か月食に当たっていること。




余裕ですねwww




まあ、空海さんは当時大したことなかったんで、8回ほど失敗したそうですが・・

現代人の我々にしてみれば、こんなもの全然余裕ですwww





あっ・・ちょっとセンター試験には間に合わない知れませんね。

二次試験にまでには何とか・・








失礼しましたm(__)m


受験生はこんなくだらないブログ読んでる暇があったら勉強してください。










2014年1月12日日曜日

「やりがい」とは何か?

皆さん、明けましておめでとうございます


年末年始はブログの更新をサボってまして申し訳ございませんでした。


今日は新年の一回目なので、皆さんに是非知ってほしい雑学をご紹介します。



【やりがいの雑学】

皆さんは「やりがい」って何だと思います?


「この仕事はやりがいがある」とか主に仕事に関して使う言葉ですよね。


何となく使っている言葉ですが、明確なイメージが湧かないのでは・・


一般的には、仕事のモチベーションを上げる要因の一つが「やりがい」といったところでしょうか?



では、この「やりがい」の実態を明かしていきたいと思います。



以下は、アメリカで行われたとある実験を分かり易く要約したものです。



【実験】
・被験者は大学生。

・被験者はA組B組の二組に分かれて工場で働きます。

・仕事はベルトコンベアーで流れてくる商品にちょこっと手を加える単純作業です。
 (ショートケーキに苺を乗せるくらいの作業だと思って下さい)

・仕事は1日8時間、一週間続けます。

・一週間経過後、二組に感想を聞きます。

・どちらの組も時給800円です。
 ただし、A組には時給が800円であることを伝えていますが、B組には500円と伝えています。 B組には感想を聞いた後に時給が800円であったことを公開し、正規の給料を支払います。



【実験結果】
・この実験後、被験者に対して「この仕事にやりがいを感じましたか?」と、質問しました。

・質問の結果、「YES」と答えた人数はB組が圧倒的に多いことがわかりました。




つまり、仕事量に対して対価の少ない方が「やりがい」を感じたということです。


では、B組の人達が感じた「やりがい」とは何だったのでしょうか?


B組の人達は自分の行った仕事量に対して対価が少なかったため、このままではモチベーションを維持できなかった。ここで、モチベーションを維持するために足りない分(時給+300円)を自然に「やりがい」という感覚で補っていたのです。



この実験から言えることは、『「やりがい」とは少ない給料に自分自身が納得するための「自己満足」だった』ということです。




これが「やりがい」という感覚の実態です。
決して喜ぶべき感覚ではありません。



今の仕事にやりがいを感じている方は要注意。

改めて仕事量と給料を見直してみる必要がありますよ。