画家の「ピカソ」は自分の名前が長すぎて、自分でもはっきり覚えていなかったらしい。
<ピカソの本名>
パブロ・ディエゴ・ホセ・フランチェスコ・ド・ポール・ジャン・ネポチューム・クリスパン・クリスピアノ・ド・ラ・サンチシュ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ
日本にはもっと長い名前の人がいました。
それは・・
「寿限無(じゅげむ)」!
知っている人もいますよね。
復習しましょう。
<寿限無の本名>
寿限無、寿限無
五劫(ごこう)の擦り切れ
海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)の
水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ)
食う寝る処に住む処
藪ら柑子(やぶらこうじ)の藪柑子(ぶらこうじ)
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助
※漢字の充て方はいろいろあるようですが、ここでは「Wikipedia」を参照しました。
さすがに「寿限無」は落語の噺(はなし)なので、ここでは置いといて・・・
実在の人を探してみました。
<日本人>
野田 江川富士一二三四五左衛門助太郎さん
(のだ えがわふじひふみしござえもんのすけたろう)」
が最長といわれています。
<世界>
ギネスブックではアメリカ人で以下の名前の人が登録されています。
Adolph Blaine Charles David Earl Frederick Gerald Hubert Irvin John Kenneth
Lloyd Martin Nero Oliver Paul Quincy Randolph Sherman Thomas Uncas Victor
William Xerxes Yancy Zeus
Wolfeschlegelsteinhausenbergerdorffvoralternwarengewissenhaft-schaferswessenschafewarenwohlgepflegeundsorgfaltigkeitbeschutzen-vonangreifendurchihrraubgierigfeindewelchevoralternzwolftausend-jahresvorandieerscheinenwanderersteerdemenschderraumschiff-gebrauchlichtalsseinursprungvonkraftgestartseinlangefahrt-hinzwischensternartigraumaufdersuchenachdiesternwelchegehabt-bewohnbarplanetenkreisedrehensichundwohinderneurassevon-verstandigmenschlichkeitkonntefortplanzenundsicherfreuen-anlebenslanglichfreudeundruhemitnichteinfurchtvorangreifen-vonandererintelligentgeschopfsvonhinzwischensternartigraum,
Senior
非公式ですが、ほかにもアメリカ人で名前を名乗るのに5時間以上かかる人がいるそうです。
2013年12月14日土曜日
手で食べる文化
世界の約4割は手で食事をしています。
手食文化はおもに東南アジアや中近東に見られます。
私たちのような食器を使って食べる文化圏の人からすると、「手食は非常に不衛生であり、なぜわざわざ手で食べる必要があるのか」と、疑問に思いませんか?
イスラム教やヒンズー教では、食べ物は「神から授かった神聖なもの」であると考えられています。
よって、理由の一つは「神から貰った食べ物を食器でつまみ上げるのは失礼にあたる」ということです。
もっと重要な理由は身分の違いです。
今も身分階級制度の風潮が残っている国はたくさんあります(インドのカースト制度は特に根強い)。
このような制度のもとでは、身分の高い人ほど神聖で、身分の低い人ほど穢れていると考えられています。
身分の高い人からすると「私の手は神聖だ」「身分が低い人間が触った可能性のある食器など汚くて使えない」という主張になります。
つまり、食器を使って食事をしない一番の理由は「食器を使って食事をすることは不衛生だから」ということです。
こうして、文化圏の違いにより同じ衛生面を気遣った結果、全く異なった食事方法が生まれたわけです。
身分制度は歓迎できませんが、食器文化の私たちも、おにぎりやパンや肉まんとかは手で食べるので手食も「無し」ではないかと・・・
スープ系はさすがに無理ですね。
手食文化はおもに東南アジアや中近東に見られます。
私たちのような食器を使って食べる文化圏の人からすると、「手食は非常に不衛生であり、なぜわざわざ手で食べる必要があるのか」と、疑問に思いませんか?
イスラム教やヒンズー教では、食べ物は「神から授かった神聖なもの」であると考えられています。
よって、理由の一つは「神から貰った食べ物を食器でつまみ上げるのは失礼にあたる」ということです。
もっと重要な理由は身分の違いです。
今も身分階級制度の風潮が残っている国はたくさんあります(インドのカースト制度は特に根強い)。
このような制度のもとでは、身分の高い人ほど神聖で、身分の低い人ほど穢れていると考えられています。
身分の高い人からすると「私の手は神聖だ」「身分が低い人間が触った可能性のある食器など汚くて使えない」という主張になります。
つまり、食器を使って食事をしない一番の理由は「食器を使って食事をすることは不衛生だから」ということです。
こうして、文化圏の違いにより同じ衛生面を気遣った結果、全く異なった食事方法が生まれたわけです。
身分制度は歓迎できませんが、食器文化の私たちも、おにぎりやパンや肉まんとかは手で食べるので手食も「無し」ではないかと・・・
スープ系はさすがに無理ですね。
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