皆さん、こんにちは。のま丼です。
今日は雑学らしい雑学をご紹介するのと合わせて、一つ注意喚起を行いたいと思います。
皆さん、「辛い」という漢字を思い浮かべて下さい。
この字に「一」を足すと、「幸せ」という字になります。
「辛い」と「幸せ」は紙一重なんです。
あと一歩・あと一つの勇気を持って前に踏み出しましょう。
どんなに辛い状況でもきっと「幸せ」になれるはず!
と、金八好きの教師が言い出しそうですね。
Twitterでも「心に響くいい言葉」的なbotがのたまってますが、
ここは「大変ぬるいお言葉ありがとうございます」と、言っておきましょう。
雑学ライフ運営者としては、語源も知らずに思いつきで語ってるヤツは、バッサリ行かしてもらいます。
漢字の語源には恐ろしい成り立ちを持つものもたくさんあり、安易に「字」自体を語るというのは非常に危険な行為です。
「幸」という漢字は特に危険です。
この漢字の成り立ちは、拷問の道具です。
真ん中の「口」部分が、手足を入れる穴、上下の「土」部分が入れた手足を締めるネジを表しています。
では、なぜそれが「しあわせ」なのでしょう?
それは「拷問までで助かった。死刑じゃなくてよかった。」という感情です。
このホッとした感情をから、「幸」=「happy」をなった訳です。
本来の意味から考えると、「幸(拷問)」の辛さに比べたら、普通の「辛い」という感覚の方がよっぽど幸せですよね。
といった形で、最初の語りは完全に間違った方向に人を導いています。
皆さん、くれぐれも「字」について語る際はご注意を!