2014年2月12日水曜日

「幸せ」の漢字が「辛い」よりもっと辛い件

皆さん、こんにちは。のま丼です。


今日は雑学らしい雑学をご紹介するのと合わせて、一つ注意喚起を行いたいと思います。




皆さん、「辛い」という漢字を思い浮かべて下さい。

この字に「一」を足すと、「幸せ」という字になります。

「辛い」と「幸せ」は紙一重なんです。



あと一歩・あと一つの勇気を持って前に踏み出しましょう。

どんなに辛い状況でもきっと「幸せ」になれるはず!




と、金八好きの教師が言い出しそうですね。

Twitterでも「心に響くいい言葉」的なbotがのたまってますが、




ここは「大変ぬるいお言葉ありがとうございます」と、言っておきましょう。




雑学ライフ運営者としては、語源も知らずに思いつきで語ってるヤツは、バッサリ行かしてもらいます。



漢字の語源には恐ろしい成り立ちを持つものもたくさんあり、安易に「字」自体を語るというのは非常に危険な行為です





「幸」という漢字は特に危険です。


この漢字の成り立ちは、拷問の道具です。



真ん中の「口」部分が、手足を入れる穴、上下の「土」部分が入れた手足を締めるネジを表しています。



では、なぜそれが「しあわせ」なのでしょう?



それは「拷問までで助かった。死刑じゃなくてよかった。」という感情です。


このホッとした感情をから、「幸」=「happy」をなった訳です。




本来の意味から考えると、「幸(拷問)」の辛さに比べたら、普通の「辛い」という感覚の方がよっぽど幸せですよね。




といった形で、最初の語りは完全に間違った方向に人を導いています。



皆さん、くれぐれも「字」について語る際はご注意を!